新しくCentouを導入したタイミングや、新しい部署 / チームでの運用がはじまるタイミングで、いくつかの初期設定や、データ構造を決定する必要があります。
セットアップの手順
初期の環境構築として、以下のような項目を決めておくことで、運用コストを低くし、活用しやすいインサイトデータにすることが期待できます。
Centouの使い方をざっくりと把握する
まずはいくつかのファクトを出す
インサイトの分類の決定(階層設計)
他の項目の設計(リサーチフォルダ・対象者・リサーチタグ・インサイトタグ等)
(なくても可) サービス連携の設定
(なくても可) 運用ドキュメントの整備
特定プランで、環境構築の支援や代行を行なっております。
ご興味がある方は、Slack等でCentou担当者までお気軽にお声がけください。
1. Centouの使い方をざっくりと把握する
Centouはインサイトマネジメントのプロセスを支える、インサイトマネジメントプラットフォームです。以下の3つを1つの場所で行うことができます。
顧客接点を集める
インサイトとして体系化する
チームで共有、さまざまな意思決定に活用する
インサイトマネジメント自体について理解を深めたい方はこちらも併せてご覧ください : [スライド] 事業を伸ばすユーザー理解戦略「インサイトマネジメント」について
そして、大まかにCentouにログインしていただくと、以下のような構造になっています。
リサーチタブ : ユーザーインタビューや議事録を集める場所
インサイトタブ : ファクトからインサイトなど体系化する場所
アクションタブ : 集めたインサイトを施策へ変換したり、ペルソナを整理したり共有・活用する場所
さらに詳しく知りたい場合 : リサーチ・インサイト・アクションの使い分けをご覧ください。
2. まずはいくつかのファクトを出す
全体をざっくりとつかんだら、いくつかのファクトを出してみましょう。
インサイトやインサイトマネジメントの理解は、自身でファクトを出す、インサイトにまとめるなど、「手を動かしてみる」が最短ルートです。
目安として、以下の状態を目指すと感覚がつかめます。
リサーチファイル : 3つ ~ 5つ
ファクト : 40 ~ 100程度 (多いほど良い、慣れればすぐ)
ファクトを出す中で迷った時は、プロダクト成長のためのユーザーインタビューの分析方法なども併せてご覧ください。
3. インサイトの分類の決定(階層設計)
ファクトが貯まってきたら、分析しやすい状態 & 今後取り出しやすい状態にするために、いくつかの分類先を用意します。
インサイトの分類先を用意することは、インサイトの全体を冷蔵庫と考えた時に、引き出しを用意するように考えると良いかもしれません。
分類を決めるためには、「自社で得られるインサイトは、どんな軸で分けると、収納しやすく、取り出しやすか?」について考える必要があります。
そして、一般的な分類のパターンには、以下のようなものがあります。
ユースケースごとの分類(例 : 記事を探す/記事を読む)
こんなときにおすすめ : ユーザーの利用シーンが複数あり、決まった流れがない事業
サービスの利用ステップごとの分類(例 : 会員登録/商品検索/購入)
こんなときにおすすめ : すでに決まった行動フローがある事業
サービスのステークホルダーごとの分類(例 : 企業側/個人ユーザー側、購入者/出品者)
こんなときにおすすめ : ステークホルダーが多様な事業
自社にあった階層設計にお悩みの際は、Centouチームにいつでもお声がけください。
4. その他の項目の設定
4-1. リサーチフォルダの設計
入れるデータの想定に応じて、リサーチフォルダの命名ルールを決めます。
ルールには、以下のようなパターンがあります。入れるデータや顧客接点に合わせ、自社に合った命名規則にしましょう。
データソースごとにフォルダを分ける
例 :
01_ユーザーインタビューこんなときにおすすめ : 定常的な顧客接点(ユーザー接点)がある場合
プロジェクトごとにフォルダを分ける
例 :
pj_ホーム画面リニューアルこんなときにおすすめ : プロジェクトごとに顧客接点をがある場合
4-2. 対象者データとリサーチタグの設計
「あのお客さんみたいな方をターゲットに...」など、特定顧客や特定セグメントを切り口にした会話が起こる際に、すぐにインサイトデータを取り出せるように、対象者データとリサーチタグの設計をします。
リサーチタグ : 属性情報などのメタデータ
対象者データ : いくつかのリサーチタグを組み合わせた特定のユーザーや顧客データ
以下のようにサービス特性や事業特性によって、必要なタグは変わります。
各データの設定方法は、こちらをご覧ください :
4-3. インサイトタグの決定
蓄積したインサイトを、さらに取り出しやすくするために、インサイトにタグを設定することができます。
※ インサイトタグは、インサイトの数が増えてから設定しても問題ありません。
たとえば、インサイトタグには以下のような内容を設定します。
用途 | タグの例 |
プロダクト改善 | インサイトの種類 / ⭐️ アウトカム |
| インサイトの種類 / 💥 ペイン |
| インサイトの種類 / 👀 現状の行動 |
セールス / マーケ改善 | インサイトの種類 / 🤝 受注要因 |
| インサイトの種類 / 👋 解約要因 |
現状把握・課題特定 | 機能 / 検索機能 |
古い情報を省く | ステータス / 🗑️ アーカイブ |
5. サービス連携の設定 (任意)
Centou上のアクティビティと、日々の業務をスムーズに接続するために、Slack等のツール連携を設定することをおすすめします。
組織内の管理者等に協力を仰ぎながら、サービス連携を進めましょう。
6. 運用ドキュメントの整備 (任意)
インサイトの階層や、リサーチフォルダの命名など、一通りの運用方針が固まってきたら、チームメンバーにも伝わりやすいように、運用ドキュメントを作成しましょう。
運用ドキュメントは、以下のように、社内メンバーがよくアクセスする箇所に作成することをおすすめします。
リサーチフォルダに「はじめに」「README」などのフォルダをつくり、運用方針をリサーチファイルとして作成する
社内のドキュメントツールに作成する



