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はじめに:Centouをスムーズにご利用いただくために①(考え方編)
はじめに:Centouをスムーズにご利用いただくために①(考え方編)
一週間前以上前にアップデートされました

Centouをご利用いただき誠にありがとうございます。あなたの事業が、インサイト起点で大きく成長するように、Centouがあなたの強力な相棒になります。

このドキュメントでは、Centouをスムーズにご利用いただくために「Centouは、どんな考え方で使うと良いか?」をお伝えします。

すでにご利用いただいている方は、社内メンバーへCentouのご説明をいただく際に、ぜひご活用ください。

Centouの考え方

機能自体は非常にシンプルなため、考え方を理解いただくことでさらにスムーズにご利用いただくことができます。

Centouでは、顧客に向き合うほど事業が伸びる仕組みとして、「インサイトマネジメント」という考え方を提唱しています。

インサイトマネジメントの考え方は、以下の2つの特徴があります。

  1. ❌ スナップショット的 ✅ 地図的

  2. ❌ 一度で結論型ユーザー理解 ✅ 育てる型ユーザー理解

「ユーザーインタビューをやっているのに、事業は伸びていない」「ユーザー理解が社内でキレイゴトのようにしか扱われていない」などのお悩みがある場合は、❌ 部分に陥っていることが多くあります。

✅ 部分を実践することで、そのようなお悩みから解放され、「顧客・ユーザーに向き合うほど、事業が伸びている」状態を生み出すことができます。

1. ❌ スナップショット的 ✅ 地図的

  • ユーザーインタビューをしているけど、イマイチ何か結果につながった実感がない

  • チームメンバーで、思い描いているユーザー像が違う

  • 最近きたフィードバックに対処するばかりのプロダクト開発をしてしまっている

  • 声の大きな顧客やビジネスサイドからの要望で、プロダクトの機能開発をするが、結果使われない

  • 記憶に頼ったマーケ施策や商談で、再現性のない施策を繰り返してしまう

などなど...。このような現象の根底にあるのは、あるタイミングごとの、点のユーザー理解しかしていない「スナップショット的なユーザー理解」があります。

このようなユーザー理解では、いつまで経っても意思決定ができず、定性データとしてのパワーを十分に発揮できません。

挙句の果てには「どうせN1の声でしょ」と意思決定の材料にならなくなることもあります。

このような、断片的で部分的なユーザー理解を防ぐためには、全体像を捉えた「地図的なユーザー理解」を行う必要があります。

Centouでは、地図的なユーザー理解に特化して、「事業が伸びる意思決定につながるインサイトの管理」ができるようになっています。

2. ❌ 一度で結論型ユーザー理解 ✅ 育てる型ユーザー理解

ユーザーインタビューは、アカデミックな領域では「質的研究」「定性調査」などとも呼ばれています。

一方で、事業と研究の一番大きな違いは、「区切りがあるかどうか」です。

常に状況が変化するビジネスの現場では、区切りはなく、連続的な活動です。

そのため、ユーザー理解も、この「事業の連続性」を踏まえることが非常に重要です。

連続的な活動においては、一度でまとめて結論を出すような、まとまった調査活動は不向きなことが多くあります。

上記のようなユーザー理解では、デメリットが多くあります。

  • しっかりした結論を出そうと思えば、リサーチの期間や必要なコストが増える

  • 逆に、コストを低く行えば、薄い結論しか出ないリスクが高まる

  • 活用先も特定の文脈にしか使えず、事業の資産(ストック)にはならない

Centouは、このような「一度で結論型」ではなく、「育てる型」のユーザー理解を行えるように設計されています。

連続的な事業の中で、徐々にデータを充実させていきながら、さまざまな活用先で活用できるような考え方です。

一度で結論型のユーザー理解を、「ウォーターフォール」とするなら、インサイトマネジメントは「アジャイル」なユーザー理解とも呼べるでしょう。


Centouの使い方については、こちらのドキュメントもご覧ください。

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