Centouでは、蓄積されたリサーチ情報から段階的にインサイトを抽出することができます。
これにより、さまざまな職種やポジションの方が、インサイトを活用して仕事をすることを支援します。
2種類の構造化を使い分ける
構造化する際は、2つの種類の構造化を使い分けることで、より良く情報の整理を行えます。
枠組みをつくってから、その中にインサイトを入れていく方法(トップダウン式)
類似のインサイトから、共通点をグルーピングしていく方法(ボトムアップ式)
このドキュメントでは、それぞれの方法について解説します。
トップダウン式の構造化をする
Centouの利用開始初期などは、まずはこちらの方法でざっくりと構造化をしましょう。
トップダウンでの構造化は、いくつかのパターンが存在します。
ユースケース別に構造化(例 : 記事を探す/記事を読む)
サービスの利用ステップ別に構造化(例 : 会員登録/商品検索/購入)
サービスのステークホルダー別に構造化(例 : 企業側/個人ユーザー側、購入者/出品者)
など、いくつかのパターンがあります。タグでの管理と組み合わせてデータ構造を検討しましょう。
そして、綺麗な構造を目指すよりも、「リサーチしているメンバー”以外”の職種や役割のメンバーもうまく使えそうか?」を重視してディレクトリを設計することが大切です。
特定プラン以上で、構造化のサポートを行なっております。ご希望の場合は、Slack等でご連絡いただけますと幸いです。
また、新規事業など「満たすべきユースケースが曖昧」といった場面もあります。そのような場合にはいきなり細かく精緻に区切らずに、ざっくりと被りを許容して区切ることもおすすめです。
ボトムアップ式の構造化をする
インサイトがある程度出てきたら、こちらの方法で情報を整理しましょう。
類似のインサイトを見つけてグルーピングを行うことで、より高度なインサイトとしてまとめることができます。
グルーピングの例
以下のようにグルーピングを行うことで、よりユーザーのニーズや現状を明らかにすることができます。
上記のパターンでは、複数のインサイトから、ユーザーの欲求(〜〜したい)をまとめています。
また、上記の例では、複数のインサイトからユーザーが感じる課題やフリクション(つまずき)を高度なインサイトとしてまとめています。
そして上記の例では、複数のインサイトから、流入経路として抽象化してまとめています。
使い方・操作方法
分析モードを使用してグルーピングする
大量のインサイトを整理したい場合は、「分析モード」を利用して整理することで、大幅に分析の効率化を実現することができます。
分析モードについては、こちらのページをご覧ください。
その他のグルーピング方法1(インサイトのドラッグ&ドロップ)
Centouにログイン
「インサイト」のタブへ移動
「新しくつくる」から「インサイトグループを作成する」を選択
任意のタイトルを記入
他のインサイトをドラッグ&ドロップで移動
その他のグルーピング方法2(複数選択してグループ化)
Centouにログイン
「インサイト」のタブへ移動
インサイトをドラッグして選択
4. 「グループ化」を選択(もしくは、⌘+G)
5. グループのタイトルを入力